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スポーツメンタルトレーナーの重要性

スポーツトレーナーは、全部で5つの種類に分類されると、THE TRAINERのコラムでもご紹介しました。ご紹介したアスレティックトレーナー、メディカルトレーナー、ストレングストレーナー、コンディショニングトレーナー、フィットネストレーナーは、種類が違っても、いずれもアスリートやカラダを動かす人のフィジカル面をサポートする仕事です。

一方、フィジカルばかりでなくメンタル面でのサポートもアスリートにとってとても重要な要素です。特に勝敗がかかったシリアスなアスリートには不可欠といっても過言ではありません。スポーツトレーナーがスポーツ選手を肉体面で強化、サポートするのと同じく、彼らがベストコンディションを維持できるよう、精神面の強化とカウンセリングを行います。

そんな役割を担うのは、「スポーツメンタルトレーナー」で、勝つために必要なメンタルトレーニングの知識、不安やスランプを克服するメンタルトレーニングの知識、結果を出すための指導の知識などが必要です。

メンタルトレーナーという仕事の性格上、向き不向きがある業種のようです。それではどんな人がこの仕事に向いているのでしょうか?

①縁の下の力持ちタイプである

トレーナーと名前が付く職業は、クライアントのサポートが主な仕事です。自分が前面にたつのではなく、クライアントを影で支えるタイプの人に向いています。相手をサポートするという行為に対して苦を感じず、むしろやりがいを感じるといった方のほうが向いているようです。

②常に相手の側に立って考えることができる

メンタルの強化やサポートを行うということは、常に相手の側に立って物事を考えることが非常に重要になります。過剰な感情移入は禁物ですが、この人の悩みを解決してあげたいという気持ちを常に持って仕事に臨む必要があります。

③口が堅いこと

クライアントの悩みや不安、重要な個人情報など、メンタルトレーナーは絶対に他人に話してはいけない情報を知ることになります。秘密は厳守する。当たり前のことですが、メンタルトレーナーとして実績を上げたいのであれば徹底してください。

まとめ:スポーツメンタルトレーナーになるには?

スポーツメンタルトレーナーに関連する資格はいくつかありますが、認定団体によって、費用や得られる知識の内容もまちまちなのでよく調べる必要があります。また、大学や専門学校で臨床心理学やスポーツ心理学、カウンセリング技術などを学んでいると仕事に活かすことができます。

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