スポーツトレーナーは、クライアントと1対1で向き合うことがほとんどです。
一方で、予期せぬ事態が起きてしまった場合、自身の知識だけで判断することは、まずできないでしょう。
そこで今回は、スポーツトレーナーに必要なネットワーク(人脈)について説明していきたいと思います。
①ドクター
予期せぬ事態が起きてしまった時、真っ先に連絡したいのは、医療従事者であるドクターです。命の危機や、選手生命にかかわる怪我など、現場でできることに限界があります。そこで、ドクターとのネットワークを構築することにより、クライアントの命を守ることができる可能性が高まります。その競技に特化した専門医であれば、尚安心ですが、まずはドクターとのネットワーク構築を始めることが一番でしょう。
②理学療法士
大小に関わらず、怪我をしてしまった時に必要なことはリハビリです。その最前線で活動しているのが理学療法士です。トレーナーと二人三脚でクライアントが最前線で活躍する為のサポートをしてくれます。医学的な知識(解剖学・生理学・臨床心理学など)の習得が資格取得には必須なので、豊富な知見を有しています。
③管理栄養士
クライアントの身体づくりに必要な栄養素を効率よく摂取する為にアドバイスをしてくれるのが管理栄養士です。管理栄養士は学校での給食や病院での栄養指導・管理、給食管理等を行うことができるもので、高度な専門知識を有しています。そのため、クライアントの要望に合わせた食事を提供し、コンディショニングの一助を担ってくれるので間違いなく必要な存在です。
④各種トレーナー
スポーツトレーナーと一口に言っても様々な分野の専門家がいます。自分自身の得意分野では無い知識は、各専門家(アスレティック・コンディショニング・メディカル・ストレングス・フィットネスなど)と連携し、そのクライアントにたいしての最適解を導くことが重要です。
まとめ:多くのネットワークを構築しよう!
スポーツトレーナーは多くの役割を求められがちですが、クライアントが求める高いレベルの知識を有しているとは限りません。そんなときに頼りにできる専門家がいてくれれば、安心して相談できることはもちろんのこと、最新情報の共有など、専門外の情報を得ることができるようになるでしょう。
「THE TRAINER」では、ネットワーク構築のための懇親会やコンテンツを順次提供する予定なのでぜひご注目ください!