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スポーツトレーナーに求められる5つの資質

トレーナーに求められる資質は多岐に渡ります。

トップアスリートから健康・ダイエットなど、クライアントが求めることはそれぞれ。

今回は、スポーツトレーナーに必要な5つの資質を詳しく解説します。

①スポーツ・アスリートが好き

どんな仕事でも対象となるものが好きであることはとても大切。
特定のスポーツ・アスリートが好きな人、はたまたスポーツ観戦が好きな人、とにかくスポーツに関わる仕事なので、スポーツやアスリートが好きな人に向いているのは言うまでもありません。
更に、種目へ対する理解や業界に対する知見が深ければ深いほど、より距離が縮まることは間違いないでしょう。

②知識を恒常的にアップデートする向上心

スポーツトレーナーは、トレーニングに関する知識はもちろんのこと、運動生理学・バイオメカニクスなど人体に関する知識や、栄養補給、睡眠など、多くの知識が必要不可欠です。日々の知識をアップデートしなければならず、向上心がなければ、クライアントであるアスリートへの指導の質が下がってしまいます。
身体の専門家として、真摯に学び続けることがとても大切です。

③コミュニケーション能力

担当するクライアントがいまどのような状況なのか、洞察力を駆使して理解することも必要ですがクライアントとの常日頃から質の高いコミュニケーションを取り、理解することが必要です。トレーナーはクライアントにとって、一番の理解者になることが求められるので、コミュニケーションを取り、信頼関係を構築することも非常に大切です。

④尽くす・寄り添う力

トレーナーはクライアントの成功と勝利のためのサポートが最大のミッションです。プロチームやアスリートと契約する場合は、練習や試合だけでなく、オフの日でもトレーニングやリハビリに専念することがあります。そのため、トレーナーは常にクライアントを24時間365日考え続けるので、仕事とプライベートの境界線が曖昧になるケースがあります。

⑤応急処置の実践的な知識

担当するクライアントが試合やトレーニングで怪我をしてしまった際、真っ先に身体を見るのはトレーナーになります。そのため、トレーニングに関する知識だけでなく応急処置に関する知識も高いレベルで求められます。また、机上の知識に留まらない技術と経験が求められます。

まとめ:トレーナーはクライアントにとっての最大のパートナー

理想的なクライアントとトレーナーの関係は、些細なことでも容易に相談できるよき理解者のような存在になること。それは、友人のような関係ではなく、一定の距離を保ちながらクライアントの成功の為に全てを考え行動できる関係を構築することが重要です。
トレーナーはクライアントの些細な変化から、施術内容やトレーニング方針を決め、アスリートを成功に導く存在です。みなさんもぜひ、クライアントにとっての良き理解者となり、最高のトレーナーを目指しましょう。

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